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雲上の別天地・栂池自然園へ

栂池自然園で白馬を眺め、湿原の植物を観察

栂池高原から栂池パノラマウェイで栂池自然園へ。一周するなら休憩なしで3時間30分だから1日プランだが、2軒ある山小屋に泊まれば、朝夕の散歩で湿原を独り占めできる!

1日プランで栂池自然園を楽しもう

八方尾根と並んで白馬で大人気の山岳リゾートが栂池自然園。白馬乗鞍岳・小蓮華山の山腹、標高1850m〜2000mに広がる雲上の湿原だ。白馬三山を借景とする見事な自然の庭園はまさに「雲上の天然公園」。栂池高原スキー場のゲレンデが広がる栂池高原(小谷村)から栂池ゴンドラリフト「イヴ」(栂池高原駅-白樺駅-栂の森駅/全長4120m・標高差625m)、栂池ロープウェイ(栂大門駅-自然園駅/全長1200m・標高差284.5m)を乗り継げばほとんど歩かずして栂池自然園入口に到達できる。ゴンドラリフトとロープウェイの乗り継ぎを「栂池パノラマウェイ」と通称するが、夏休みや紅葉シーズンには団体客も大挙して押しかけ、待ち時間が出る場合もあるので、ファミリーやカップルなら栂池自然園で山の一夜をというプランがおすすめだ。山小屋は嫌だという場合にも、トップシーズンには前夜に白馬に宿を取り、早めにゴンドラに並ぶことをおすすめしたい。栂池自然園も一周すれば休憩なしで3時間30分だから余裕を持って1日プランで計画を。

栂池自然園を一周しよう

栂池ロープウェイの自然園駅は標高1820m。林道を少し登った標高1850mのところに栂池ビジターセンター、村営栂池山荘、栂池ヒュッテ、栂池ヒュッテ記念館(入館無料)があり、ビジターセンターで自然園の入園料を払う仕組み。栂池山荘、栂池ヒュッテにはレストランも併設され、自慢のそばや定食が味わえる。栂池ビジターセンターに一番近い湿原がみずばしょう湿原。ミズバショウ以外のシーズンは高山植物が観察できる。みずばしょう湿原はバリアフリーだから(ここまでは車椅子でもOK)、足に自信のない人はここだけをのんびり周回しよう。先に進むと山道となりワタスゲ湿原(1870m)。さらに楠川のせせらぎを越えて浮島湿原(1920m)となる。多少のアップダウンはあるが、さらに周回路を頑張って歩くと最奥の標高2010mの地点に白馬大雪渓を眺める展望湿原がある。ここを往復するなら休憩込みで4〜5時間はみておきたいから1日プランで計画を。夏とはいえ、涼しいので防寒対策と雨対策はしっかりと。一周する場合は登山道的な部分もあるので足回りの対策も必要となる。

山小屋を「初体験」してみませんか?

栂池自然園には設備充実の山小屋が2軒ある。1軒が公共の宿でもある小谷村の「栂池山荘」、そしてもう1軒が白馬山頂の山小屋など、周辺の山小屋を経営する白馬館グループの「栂池ヒュッテ」。内容は甲乙付けがたいが、「山小屋」というのが少し申し訳ないほどの充実ぶり。温泉ではないが風呂もあって、排水ははるかかなたの下界までパイプで通して浄化しているのだとか。部屋も希望すれば個室もあるので、早めの予約が必要だ。この2軒に泊まれば、栂池パノラマウェイの最終が出発した後、始発が上ってくるまでは、自然園は宿泊者だけの世界。朝夕に散歩にでかければ、自然園独り占めといった感じなのだ。もちろん、晴れていれば星空も素敵。「ここで眺める夕焼け、星空はホントに最高です」と2軒の山小屋の支配人さんは声を揃える。泊まることができない場合にも、昼食にそばを食べたり、ケーキセットでのんびりくつろぐこともOKと、雲上の別天地気分を盛りあげてくれる。

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