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ニッポン旅マガジン

旬の特集

雲上の花園、白馬・八方尾根をトレッキング

高山植物を愛で、白馬三山のパノラマに感動!

白馬といえば八方というほどスキーでは名高いが、実は夏は高山植物の宝庫としても注目の地。八方アルペンラインと通称されるゴンドラリフトとリフトを乗り継げば、手軽に高山植物の花園に接することができる。

3つのリフトを乗り継げば「他力登山」でお花畑へ運んでくれる

八方尾根トレッキングは、山麓の八方の集落にある駐車場に車を入れ、八方アルペンラインと呼ばれる3つの索道(リフト)に乗車することから始まる。八方尾根ゴンドラリフト→アルペンリフト→グラートクワッドリフトという3つのリフトを乗り継ぎ、標高770mの八方駅から標高1830mの第1ケルンまで到達できる。総延長は3445m。眼下には白馬村の田園地帯、遠く戸隠連山や飯綱山などの北信濃の山々などを眺めながらの行程は、アルペンムードもたっぷりで、ちょっぴりスイスのアルプ(牧草地)の雰囲気も味わえる。最初に乗るのは八方尾根ゴンドラリフト《アダム》。ロープウェイのような6人乗りのゴンドラが兎平(うさぎだいら)駅へと運んでくれる。兎平から黒菱平へは、4人乗りのアルペンクワッドリフト。家族なら横一列の乗車も可能で楽しい。最後が黒菱平~第1ケルンのグラートクワッド。こちらも4人乗りで別天地へと運んでくれる。

足下にお花畑を、谷越しに白馬三山を眺めてトレッキング

八方アルペンラインの運行は5月中旬から11月初旬までだが、梅雨時までは残雪が多く、秋には降雪の可能性があるので、トレッキングのベストシーズンは7月下旬から9月上旬頃まで。「案外、8月の下旬から9月の上旬は、夏の花が残っているし、人も少なくオススメの時期」とは、八方尾根のパトロール隊の話。八方アルペンラインの終点、第1ケルンから標高2060mの八方池までの約2.5kmが八方尾根自然研究路。木道・階段が整備され、標高差も230mしかないが、急峻なアルプスの地形故に午後は上昇気流によって霧や雷が発生することも多いので、遅くとも昼までには八方池に到達するようにしたい。「さっきまでは晴れていたんですが」なんて悔しい思いをしないためには、始発のゴンドラリフトに乗る覚悟が必要。八方池は雲上の別天地で、晴れていれば池に白馬三山や不帰ノ険(かえらずのけん)の勇姿を映す。池の周囲は百花繚乱の花畑だ。ちなみに標高が2000mにみたないのにアルプスの稜線(3000m)に咲く高山植物が生育するのは塩基性の蛇紋岩がベースになっているから。晴れた夏山なら絶景プラス高山植物というまさにスイスアルプス顔負けのシーンを目にできるのだ。

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